― 食べることが苦手だったお子さまが「お腹すいた!」と言えるようになるまで ―【食事・嚥下編 × 看護師目線】

お子さまが

  • 食事の量がなかなか増えない
  • 食べることにあまり興味がない
  • 食事中に詰め込みや吐き出しが見られる

そんな様子を見て、「このままで大丈夫かな…」と感じたことはありませんか?

今回は、食べることへの興味が少なかったお子さまが、食事を楽しめるようになるまでのエピソードをご紹介します。

以前の課題 ― 食べることへの興味の少なさ

利用当初、このお子さまは食が細く、食べること自体への興味があまりない様子が見られていました。

また、食事を無理に口へ詰め込んでしまい、吐き出してしまう場面もありました。

そのため、食事の時間が負担になってしまわないよう、「食べること=楽しい経験」につながる関わりが必要だと感じていました。

行った支援・食事へのアプローチ

まず大切にしたのは、無理をせず食事を楽しめる環境づくりです。

  • お弁当の中から、食べきれる量だけをお皿に分けることを提案
  • 「食べた!」「空っぽになった!」という達成感を感じられるよう関わる
  • 完食できる喜びを積み重ねながら、少しずつ食事量を増やす

また、詰め込みを防ぐために「お口が空っぽになったら、次を食べようね」と声かけを行い、一口ずつゆっくり食べる習慣を意識しました。

工夫したポイント ― “自分で作る”楽しさ ―

食事の楽しさを感じてもらうために、一緒におにぎりを作る活動を取り入れました。

自分で握ったおにぎりは特別なもの。

「自分で作ったものを食べる」という経験が、食べることへの興味や意欲につながると考えました。

楽しみながら食事に関わることで、自然と食べることへの前向きな気持ちが育っていきました。

変化・成長したこと

現在では

  • 食事の詰め込みが見られなくなった
  • しっかり噛んで食べられるようになった
  • 食事量が以前の約2倍ほどに増えた

といった変化が見られています。

また、それに伴い

  • 園での栄養注入の回数が3回 → 1回へ減少

するなど、身体面でも大きな変化が見られました。

職員として感じた変化

最近では、「お腹すいたぁ〜」と食事を楽しみにする様子も見られるようになりました。

食べることが負担ではなく、楽しみの時間へと変わってきていることを感じています。

食事は、栄養を摂るだけでなく、生活の楽しみの一つでもあります。

その子に合ったペースで経験を積み重ねることで、食べる力は少しずつ育っていくのだと改めて感じました。

おわりに

食事の時間が「頑張る時間」から、「楽しい時間」へ変わること。

それは、お子さまの生活の質を大きく高める大切な成長です。

がじゅまるでは、医療的な視点と日々の関わりを大切にしながら、お子さま一人ひとりのペースに合わせた食事支援を行っています。

次回の「子どもたちの成長の一コマ」も、ぜひ楽しみにお待ちください🌱


がじゅまるの木は、医療的ケア児・重度心身障がい児を対象とした児童発達支援・放課後等デイサービスです。

まずは、お子さまの様子を一緒にお話しませんか?🌸

見学・ご相談は随時受け付けております。

お近くの『がじゅまる』までお気軽にお問い合わせください。

contact

まずはお気軽に
ご相談ください。

見学のご予約・サービスに関する
ご質問・採用のお問い合わせなど、
お電話・メールからお気軽にどうぞ。

ラインでお問い合わせ 空き状況・WEB資料・利用ガイドを見る